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パウル・クレー展 [notes]

東京国立近代美術館で『パウル・クレー展』を観てきました。
クレーは特に好きな画家のひとりです。
作品も大好きですが、猫好きということや、絵を描くときは左利きで文字を書くときは右利きという自分との共通点を見つけて、より親近感を感じている画家です。

今回の展覧会では、制作過程によって作品をジャンル分けして展示しています。
作品が作られた過程がよくわかって面白い展示のしかたでした。
なかでも興味深かったのは、1度描いた作品を2つ、3つに切り離してそれぞれ別の作品にしてしまうということ。
切り離す前の作品の写真も並べて展示してあったので、どのように作品を切り分けたのかがよくわかります。
すでに完成度の高い作品に仕上がっているのに、それをハサミで切り分けようという潔さがすばらしいですね。

会場の出口ではあちこちから「面白かったー」という声が聞こえてきました。
もう一度観に行きたいと思う展覧会です。

↓440ページある分厚い図録を買いました。

クレー展1.jpg

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